それが、タスク管理で余裕ができたというと、タスク管理をすれば、3倍の仕事ができるのか?ということになります。

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実際、現在もやっていますが、タスク管理で解決できたのではない部分もあります。
担当する仕事が「AとB」というように毛色が違ったので、たくさん受け持つことのスケールメリットが出ていないと感じており、マネージャーにお願いして、「AとA´」という仕事内容に変更してもらったということがあります。これは大きかったです。
その他の部分は、タスク管理で解決できたことになります。
タスク管理で効率化ができた理由に、大きく2つあると思っています。
1. タスクの優先順位付け
2. タスクの達成レベル向上
1.優先順位付け
パレートの法則(仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。)を意識して、本当に重要な仕事を優先してやるようにしました。
優先度の低いタスクに対して、もともと、そば屋の出前状態だったので、「そばまだ?」と突っ込まれたところで仕方ない、言われたら対応しても問題ないくらいの割り切りをしました。
この本を読んで思ったのですが、多分、男性はこういう思考が上手なのではないかと思います。
一概には言えないですが、女性は、きまじめに全部に力を出してしまう傾向にあるような気がします。
本当に重要なこと、結果を出すべき部分にフォーカスして、後は、捨てるという思考が必要だと思います。
2. タスクの達成レベル向上
これは、何人かの方にお話ししましたが、TaskChuteを使い始めた頃、個々のタスクについて、ちゃんと成果が出せていない。そのタスクをやることでの結果が自分で明確にできていないということに気付きました。
タスクの粒度が荒かった頃です。
TaskChuteを使っていくうちに、一つ一つのタスクに対する結果をちゃんと出す癖がついたと思っています。
結果として、以前は仕事はしているものの成果に結びついていない傾向にあったのが、結果を出せるようになったのかと思っています。
優先順位付けによって自分が集中すべきタスクを絞って、完成度をあげていくという方向で、効率化が可能になると思います。
私の場合、仕事内容を変更してもらったのを差し引いて、当社比2倍くらいの効率化は実現できたのではないかと思っています。
定量的に効率化を表せていないですが、仕事内容によって(プログラムの行数とか?成約数とか?)は、明確に分かると思うので、ログを取っておいて、タスク管理ビフォアアフターで効率化度合を比較してみると面白いですよね。
関連エントリ
第1回タスクセラピーにて、「タスク管理のメリット」についてお話させていただきました。(スライドシェアします)
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