北原明日香さんによる黒い線画と水色の水彩絵の具で描かれたイラストと、松浦さんの文章がとてもマッチしています。
親と子の関わりを、松浦さんらしい穏やかなていねいな文章でつづっています。
胸がキュッっとなるような文章です。
ぐっときた文章の一部を抜書きします。
子どもがなにかできたとき、子どもの喜びを自分の喜びとして、いっしょに喜んであげましょう。うれしいことを、子供にとって確かなものにしてあげましょう。
規則正しい生活は、暮らしをゆたかにする基本です。暮らしの時間は、お金と同じくらいに大切に使うことを、家族で学びましょう。
子どもの失敗や不始末は、いくつになっても親がきちんと始末してあげましょう。
子どもの反抗は親への甘えです。たっぷり甘えさせてあげましょう。そして、何があろうと子どもを守ってあげましょう。
早く結婚して、家庭を作りたいと思ってもらえるように、子どもにはいつも夫婦の中のよい姿を見せてあげましょう。
ぐっときませんか?
育児に疲れたり、どうしたらいいか分からない時、手に取るときっと心が落ち着く本です。
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