2012年01月25日

10歳までに伸びる基礎を作る『頭のいい子が育つ10歳までの習慣』


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頭のいい子が育つ10歳までの習慣』という本を読みました。清水克彦さんという方の本です。専門分野は政治で、いち早く「父親力」の重要性を唱えたジャーナリストだそうです。

Father and sonFather and son / GerryT


脳科学者によると、10歳という年齢は、脳が、ちょうど歯が生え変わるように劇的に変わる時期で、それまでは自然に頭の中に入っていた内容が徐々に丸暗記しないと覚えられないようになる転換期だそうです。

これはよく分かります。子供はメモなんてとらなくてもなんでも吸収してしまうので、私よりずっと賢いと日々思っています。私にもかつてはこんな時期もあったのだろうけど、いつから普通になったのだろうと思っていたのですが、それが10歳なんですね。

10歳は子供を伸ばすうえでの大きな分岐点。それまでに伸びる基礎を作っておくことが重要といいます。
でも、この本でいっているのは、10歳までにたくさん勉強させましょうということではありません。
この本での「頭がいい」とは、勉強ができるというだけではなく、自分で考えることができることができる子ども、好奇心が旺盛で、何事にも積極的に取り組む自主性のある子供に育てることを意味しています。

見える学力(テストの点数、偏差値)と、「見えない学力」(思考力や表現力、それに想像力や集中力といった学力)の両方を磨いていくことが大切といいます。

10歳までに見えない学力を伸ばす法則を「はみがきよし」とまとめています。

は・・・親子でもっと対話しよう
み・・・本物を「見る」機会を増やそう
が・・・「書く」力を養おう
き・・・親は「聴く」名人になろう
よ・・・親子で「読む」と想像力が身に付く
し・・・「調べる」努力が生きる力になる


基礎固めが必要で、それを親がサポートしていく姿勢が大事ということが分かります。


目標を18歳ではなく28歳に置こう

「見える学力」だけでなく「見えない学力」を持った子どもを育てるには、18歳を目標におかないことが大切とあります。18歳は大学入学年齢、18歳を目標にすると大学受験が目標になってしまう。

28歳というのは、社会に出て一人前に活躍する年代。大学受験合格できる子を育てるというのと、先の見えない社会で28歳になった時に自分から行動できる子を育てるというのでは全然目指すものが違いますね。

私は、だいたい少子化だから、今の子供達は希望すれば大学入れるでしょうと楽観的に思っているので、28歳で子供が自分を生かせる仕事をイキイキをしている姿を目標にするのはいいですね。


働くママは、子供と特別な時間を作ろう

母親が働いていることで、家族で家事を分担するなど家族間で助け合ってきた子どもは、「組織の中でリーダーシップがあり、部活動などでも後輩の面倒見が良い。自立が早く、精神的なタフさがあり、何事にも集中して取り組み子どもも多い」そうです。

母親が働いていることでのメリットもあるというのは勇気づけられます。

ゆっくり夕飯を食べる時間がなかったとしてもお風呂の時間などに、「ママはなぜ働いているのか」、家のことも仕事のこともあきらめない姿勢を話すことで、あきらめない子供に育っていくといいます。

保育園は働くママばかりですが、小学校に入ると働くママは少数派なので、引け目を感じることもありますが、仕事を持っているからこそプラスになることもあると考えると気持ちが楽になります。


パパは、ハッピーエンドの苦労話を聞かせよう

一方、父親ですが、父親ができる一番理想的な家庭教育は、父親が子どもに自慢話をして聞かせることだそうです。父親の自慢話=努力の結果得られた成功体験を話すと、子どもが粘り強い子、頑張りが利く子に育つといいます。

ハッピーエンドの苦労話のコツは以下の通り。

1.楽しそうに話す (心から嬉しいと感じたことをストレートに)
2.具体的に話す (どんな工夫をしてたのか、勝つために何をしたのかなどできるだけ詳しく)
3.ハッピーエンドのネタを選ぶ (あきらめずに努力したら結果が出たという体験を話す)

パパの背中を見せるということですね。努力した結果、○○できたといストーリーは子どもの背中を押します。仕事のスゴイ自慢話でなくても、子どもの頃の逆上がりができたなどの小さなことでも、パパの自慢話は子どもにとって大きな力になるのです。


子どもに「見えない学力」をつけてさせたい方にオススメ。



同じ著者のこちらの本も気になる。ベストセラーだそうです。



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posted by ホッシーナ at 06:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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