TVチャンピオン小学生料理王選手権優勝し、8歳で日本酒検定5級に最年少で合格したのだそうです。
うちの娘は「大きくなったらレシピになる!」(←間違っている)と言っているので、彼女の存在が気になるようで、「あの子さー、・・・」と時々、こごまちゃんの話をしています。
私も、8歳で日本酒検定に合格っていったいどういうこと?と気になったので、こごまちゃんの本を読んでみました。
こごまちゃんのお母さんが書かれた「こごまの舌 料理の英才教育
気になる日本酒検定ですが、筆記だけで、実際にお酒を飲むことはないのだそうです。そうですよね。8歳で飲酒はいけません。
どんな試験かわかりませんが、「日本酒を飲んで合格」より「飲まずに合格」のほうが、すごいことですよね?
お母さんが、こごまちゃんに日本酒検定を進めたのは、「日本酒にまつわる歴史や各地域の伝統食とのつながりを学ぶのはもちろん、その豊な香りにも気づいてもらいたかったから」とあります。
確かに子供の嗅覚は、驚くほど敏感ですから、日本酒を飲まずとも香りを認識することが出来るのですね。
そして、「表現するための言葉も自分で探してもらいたいと思っていました。」とあります。香りを表現するのはとても難しけれど、自分の言葉で表現することで語彙力がつきそうです。
こごまちゃんみたいな天才料理人にはなれないとしても、自分の子供には、自分の食べるものを自分で作れる子になって欲しいと思っています。
どうやったら、そんな子に育てることができるのか?
こごまちゃんが3歳で初めて包丁を握ったときのことが書いてありました。包丁の使い方を教えた後は、思い切って、「見ない」ことにしたとあります。
それが、できないんですよね。横について「あーー!」とか「そうじゃなくて!」とか言っちゃってます、私。反省。
まだ3歳ですから、たとえ失敗しても、指を切り落としたりするような力はありません。
とのこと。確かにそうです。潔い。
全体を通じて、お母さんがこごまちゃんを信頼して子供扱いしていないと感じました。こごまちゃんは、お母さんのお店で、「子どもおかみ」として働いているそうですが、「店での彼女は仕事のパートナー」(!)とあります。
こごまちゃんのお店
こごまちゃんを連れて飲み屋さんによく行き、カウンターに座るとか、子ども用の食事を作らないとか、大人と同等をして扱っているエピソードがいくつかありました。
だから、好きな食べ物が「白子ポン酢」、得意料理「なめろう」なんていう、こごまちゃんが育つのですね。渋すぎる。
私は、子供を必要以上に子供扱いしすぎなのかもと反省しました。
本当はもっといろんな力を秘めているかもしれないのに、抑えてしまっているのかも。
こごまちゃんの秘密に迫りたい方は是非、読んでみて下さい。
お母さんのエッセイの他にも、おいしそうな料理のレシピが載っています!
娘と一緒に見てます。今度、和風カレー汁粉を娘と作ります!
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