学校生活が始まって、まずは環境に慣れること第一でストップしてしまったのですが、読み返してみると、子供との交換日記っていいこと尽くし!と思ったので、ご紹介します。
小さなノートを用意して、息子と私で順番に書きました。大きいとスペースを埋めなくちゃと思うけれど、小さいとすぐスペースが埋まり、達成感を得やすいです。
書く内容は、相手の「好きな○○は何?」を聞くとしていました。
何を書いたらいいかで迷う時間を無くしたかったので、そのように決めておきました。
もっと大きな子ならば、今日の楽しかったこと、思ったことなど自由に書いたらいいと思います。お子さんに合わせて考えてみて下さいね。
子供との交換日記のメリットをあげてみます。
1. 字を書く練習になる。
字の練習のために、ただ「あいうえお、かきくけこ」と書くのは、全く楽しくありませんが、交換日記ならば、「伝えたい」「聞いてみたい」という気持ちがあるため、無理強いせずに字を書く練習ができます。
分からない字は文字表を見ながら書くようにすることで、字を覚えられます。
2. 字や文法の間違いが分かる。
子供の字の間違い、つまづいているところが分かります。
右と左が逆になってしまっている鏡文字、助詞を音で書いてしまう(「を」と「お」、「は」と「わ」)が分かります。また、句読点が分かっていないので、「、」「。」なしで、延々と書き続けていることも分かりました。拗音につまづいてしまうことも分かりました。
「ママのすきなしょうしょくきょうりゅうはなにですか?」という日があり、何のこと?と思ったのですが、草食恐竜のことでした(^_^;) (小食恐竜は間違いなく滅びるよ)
3. 子供の考えていることが分かる。
「ママのすきなたべものを5つおしえてください」というので、「パスタ、チョコレート、、、」と書いたのですが、「チョコレートは食べ物ではなくて、おやつでしょ!」と突っ込まれました。「たべもの」と「おやつ」という概念ができているのが分かります。
こちらが想定している回答ではなくて、思いがけない回答があったり、小さな子供扱いしていたけれど、親の想像範囲を超えていろいろなことを分かっていることが分かりました。
4. コミニケーションのキッカケになる。
息子からの質問で傑作だったのが、「ままのすきな害虫はなにですか?」(ご丁寧に漢字で害虫と書いてる!)
(すごい字ですねw)
「みんなが嫌いだから「害虫」なんでしょうがー!」と突っ込みましたが、気にせず、「ママ、害虫って分かる?」と言いながら、昆虫図鑑の害虫のページを見せてくれました。害虫のページなんてあったんだ!図鑑を読み込み、漢字を真似て書いたみたいです。でも、「どれが一番好き?」って言われてもねー(>_<)
おきまりですが「すきな女の子はだれですか?」も楽しいです。
5. 成長を確認でき、思い出になる。
交換日記から、まだ一年経っていないけれど、見返してみると字も上手になっています。小学校でちゃんと字を習った効果を感じます。もっと時間が経ってから見返したら、こんな時期もあったと成長を感じることができるでしょう。
今、読み返しても笑えるので、大きくなった時、絶対笑えるでしょう。大切にしまっておいて、子供が成人した時、結婚する時などに読みたいです。
(おまけ)親が自分のことを振り返るきっかけになる。
テーマは、好きなことを聞いていくとしたので、子供からも、私の好きなことについて質問されます。「好きな漢字はは何?」とか、「子供のときに好きだったおけいこは何?」とか、私自身のことを振り返るきっかけになり、面白かったですよ。
帰宅が遅くて、家に帰ると子供は寝てしまっているというパパにも是非おすすめしたいです。会う時間が少なくても、コミュニケーションができるようになりますよ。
使ったのは、このノート。昔風でかわいいです。
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