だいたい1ヶ月弱で1冊終わるので、月に1回は本屋さんで子供の好きな本を買っていることになります。
「子供に読んで欲しい本」と「子供が読みたい本」にはギャップがあるもので、好きに選ばせると、てれびくん
そのついでに、私がいいなと思う絵本(子供に読んで欲しい本)も買うのですが、3ヶ月程前に買った本が『きみの行く道
「子どもから大人まで、年齢を問わず新しい一歩を踏み出そうとするすべての人へ」
と帯に書いてあり、4月に小学生になる息子にちょうどいいかなと思ったのです。
子供英語絵本のベストセラーThe cat in the Hatの作者 ドクタースースが86歳の時に発表した本だそうです。
「おめでとう。
今日という日は、きみのためにある。
外の世界にむかって、
きみは、いま、出ていこうとしているんです。」
という文で始まる絵本。
進学、就職、新しい生活を始める方にプレゼントしたい本です。
きみの行く道には、いろんなことがあります。
順風満帆の時もあれば、「がたがたのスランプ」も。でも、道を進んでいきます。
独特の色使いと大胆でユニークな絵と、時々クスっと笑ってしまう文章。
娘(4歳)にとっては、『ウォーリーをさがせ!
読む人によって感じる部分があると思います。
私がぐっと来たのは、以下の部分。
なんとまあ、どんでもなくろくでもない場所にたどりつく。「待つところ」です・・・・・・。
(中略)
「ちがう。
そこは、きみの行く道じゃない。」
なんだか、ここのところ停滞していた私に喝を入れられたような気がしました。
人生、紆余曲折いろいろあるけれど、前に進んで行こうと思える本。
86歳の時の作品というのもうなずける深い内容の本です。
進学、就職、新しい生活を始める方にはもちろんお勧めですが、そうでない方にも、人生の節々で読み返して欲しい本です。
きみの行く道

RSS登録はこちらから
