今まで捨てていたフルーツや野菜のタネをまいてみようという本です。
冒頭に、メロン、スパイス(ディル、マスタード)、ドラゴンフルーツ、カエデ、いちご、びわをまいた様子の写真があります。
すごく興味深かったのが、ドラゴンフルーツ。
あの小さなタネをまくと、なんと、サボテンになるという驚き。
双葉の間から、細い刺が出てくるという。なんて可愛いんでしょ。
タネは生き物、生きている、お腹の中にいる胎児のようなものとのことです。そんなこと言われると捨てられなくなります。
この本では、手当たり次第にまいて、発芽を楽しもうと言っています。
ちょうど、息子が保育園で、夏野菜のタネをまいて栽培を始めたところで、興味が出てきたので、よいタイミングでした。
まずは、簡単というアボカドから始めてみます。
意識してなかったけれど、実は、お米はタネという記述があります。米は優秀な作物で、普通の作物と違って、肥料というものがあまりいらない、川の水に含まれる天然の養分で育つという。同じ場所で毎年、稲の栽培を行うことできる。一本の稲から、米は約2000粒にもなるそうです。保存も可能で、本当に優秀です。主食になるべくして、なっている気がします。
白米は、精米してあるので芽になる胚がないけど、玄米は発芽するそうです。バケツ水田が出来てしまう!
本では、タネまきに適した季節や、道具、方法が書いてあるので、誰でも楽しく気軽に「タネまく人」になれます。
夏休みの自由研究にもGood!
うちも発芽したら、twitterでお知らせします。
捨てるな、うまいタネNEO (WAVE文庫)
藤田 雅矢
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