国際子ども図書館は、上野公園にあります。→アクセス
重厚な建物。
明治39年(1906)に、帝国図書館として作られた建物を、保存・改修して利用しているそうです。
古いけれど手入れが行き届いていると感じました。
『日本発☆子どもの本、海を渡る』は、海外で読まれている日本の絵本を集めた展示会です。
パンフレットに掲載されているのは、「魔女の宅急便」
外国では、魔女は怖いものというイメージが強いので、この絵本の魔女がかわいすぎるため、表紙を書き直して出版されているそうです。
ぐりとぐらは、やはり何カ国でも出版されていて、世界各国で「ぼくらのなまえはぐりとぐら♪」と読まれているかと思うと愉快です。
よいものは、繰り返し読まれ、かつ国を超えて人の手に渡っているのだなと実感。
窓際のトットちゃんも多くの国で出版されてましたね。
子供が保育園に行くようになって再読したけど、勇気付けられる本です。(息子がマイペースで、ちょっとトットちゃん的なので。。。笑)
他にも子供達が読んだことがある絵本が多数あって、子供も大喜び。
知らなかったけど、数カ国で出版されていて、逆に興味を持ったのがこちら。

展示会とは別に1階で本を実際に手に取ってみることができるのですが、よい本だと思いました。
藤田嗣治のフランス語の『日本の伝説』はステキな表紙と挿絵でした。
表紙は、能面を横から描いたもの、浦島太郎は古典的で美しい。
「大人の本」といった感じで、欲しくなりました。
『日本発☆子どもの本、海を渡る』
主催 国立国会図書館 国際子ども図書館
開催期間 2010年2月20日(土)〜9月5日(日)
会期中の休館日 月曜日、毎月第3水曜日(資料整理休館日)
国民の祝日・休日(子どもの日を除く)
開催時間 午前9時30分〜午後5時
会場 国際子ども図書館3階 本のミュージアム
入 場 無 料
会期が長く、しかも無料なので、ご興味のある方は是非足を運んでみては。



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