(副題をお見せしたくて、大きな画像)
ライフログって、アナログでやっていたユビキタスキャプチャーを、デジタルにするっている話だと思っていたのです。
モレスキンをiPhoneに♪ (他の製品でもいいのですが) かと思いきや、
本の副題にある、「人生の「すべて」をデジタルに記録する! 」の通り、全てなのです。
本、書類、音楽、写真、Webサイト、体重、体調、とにかくすべてをデジタル化するのです。
日々の生活は、センスカムという首からぶら下げる魚眼レンズをつけた小型カメラで自動的に撮影するというものです。
そんなことする必要があるの?と思いましたが、読んでいくうちにセンスカム欲しいと思ってきました。
センスカムは、人生を豊かにしてくれる。P81
私がセンスカムをつけたなら。。。
今の私の主な活動場所は、家、会社、保育園で、あまり変化がないんだけど、子供が産まれる前に、センスカムつけて暮らしていたら、今、子供達に見せて、すごく楽しめただろうなと思う。
今の生活も、後になって見たら、家、会社、保育園ばかりだよって、楽しめるかもしれない(笑)
ジオタグがついた写真によって、自分が始めて行った海外旅行を追体験できたり、他の人と共有できたら楽しい。
子供がグレたら、30時間に渡り陣痛と戦った映像を見せてあげたい。
その写真には、鬼の看護婦長とか、急いでかけつけたけど全然産まれず、病院で泊まる夫が写っているはず。
ご飯が食べられず看護婦長に怒られたり、病院の階段を上がり降りしたり、実は、全くあかの他の人の分娩も見せてくれて、人が産まれる瞬間を初めて見て号泣したとかを、見せてあげたい。
これは、私の記憶の中にあるだけだけど、それを映像にして共有できる。
薄れていく記憶というのがなくなるわけです。
デジタルに保存された鮮明な過去。
いいのか、悪いのか。。
どう活用するのかが、肝でしょうね。
ただひたすら記録していっても、それが活用できなければ意味がないので、検索可能なタグ付けと、意味付けが必要だ。セカイカメラのようになるのかなと思ったりする。
データ分析も重要。データを活用して、いろんなことが出来る可能性がある。医療分野では、活用範囲が広いと思う。
なんといってもセキュリティとプライバシーが気になるところ。本の中に書いてあるけど、データ版スイス銀行ができるのだろうなと思う。
今、銀行にお金預けて、私のお金は大丈夫だろうかと心配して暮らしている人がいないように、データを安心して預けられる確立されるのでしょう。
何より驚きなのが、この本を書いているゴードン・ベルが現在75歳ということ、新しいことに取り組むおじいちゃん、いいなあ。
是非読んで、近未来を想像して欲しい一冊です。
ライフログ関係の私のつぶやき
Thu, Feb 18
12:02 『ライフログのすすめ』興奮して読了。ライフログって、デジタルにユビキタス・キャプチャーするという話だと思っていたら、ちょっと違った。なんでも自動でデジタルに記録する時代が来る!センスカム欲しい。
12:06 センスカム ViconRevue 500ポンド(約7万4000円 http://japanese.engadget.com/2009/10/20/viconrevue/
12:10 センスカム まだ売ってなかった。coming soon だって。 http://www.viconrevue.com/purchase.html
12:12 早川新書って、気が利いてますね。『ライフログのすすめ』注釈および出典が45ページもあるよ。驚き。
12:14 センスカムで全部の記録をとった時に、課題と思うのは、どう感情と結びつけるか、ただの映像にその人にとっての意味を付加するか、かな。そうするとセカイカメラみたいにタグ付けすることになるのかな?
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