レビュープラスよりご提供いただき、『BBT on DVD 大前研一ライブ』を視聴しました。
レビュープラスさん、ありがとうございます。
BBT on DVD 大前研一ライブお試し版期間限定1,050円
ヴィジョネア株式会社 2009-12-21
売り上げランキング : 41689
おすすめ平均
大前さんがノーカットで喋りまくる
地上波とは一味違った番組
Amazonで詳しく見る by G-Tools
書籍ではなく、DVD1枚と本編の中で紹介された資料の小冊子が入っていました。
コンテンツは、以下通り。2倍速で視聴しました。
・今週の大前研一
・ニュース解説【前編】
・RTOCS(リアルタイムオンラインケーススタディ)
・ニュース解説【後編】
・スペシャルコンテンツ DIAMOND Harvard Business Review
創刊30周年記念講演(2006年10月)ニューグローバルリーダーの条件
■今週の大前研一
大前さんのお正月の過ごし方など近況報告なのですが、リアルな場ではこのような話で場が和んだり、大前さんを全く知らない人にとっては親近感を感じるのかもしれませんが、一人PCに向かって見ているとシラケるというか、引いてしまって私にとっては逆効果でした。この部分不要ではと思います。
この部分を見ていたら、思わず、ドクター中松を思い出してしまいました。。。お二人とも、すごーい人なんだけどお茶目政界進出経験ありと共通項がありますね。
■ニュース解説【前編】【後編】
最新のニュースに付いての解説になります。大前流にバッサバッサと気持ちがいいです。こういう大前さんの視点を見たいのですよ。
■RTOCS(リアルタイムオンラインケーススタディ)
これは面白い。エアキャンパスという大前さんが運営するサイバーの学校での課題に対する答えのようです。
「リアルな」ビジネスの事例について、「自分」だったら、どうするかというのを考えさせる課題に対する大前さんの解説になります。
今回はのお題は、
「あなたが日本ガイシの松下 社長とすればどのような長期世界戦略を描いて退任するか?」
です。
自分ならどうするかということを考えさせる、単に戦略を考えるだけでなく、退任できるレベル(仕組み化)するところまで考えさせるという一ひねりある課題だと思いました。こういう思考訓練をするかしないかで、大きな違いが生じてくるのだろうなと考えさせられました。
解答は、一流のコンサルタントの事実に基づく論理展開の仕方が参考になります。
■スペシャルコンテンツ DIAMOND Harvard Business Review
創刊30周年記念講演(2006年10月)ニューグローバルリーダーの条件
こちらも面白い内容でした。だいぶ前の講演ですが、古いという印象は全くありません。
以下、DVD見ながら、タイプした内容。
・21世紀の答えのない時代に、見えないものを見る力が重要。
・見えないものを見るためには、サイバーといって、家に籠もっていないで、人に会う、人の話を聞くのが大事。
・今の情報に基づき、新しい概念を作り出す能力要。
・新しいものを作り出すために必要なのは、原体験。海外経験だったり、サイバーでの経験だったり、リアルな現場を、自分で見る感じる経験。
・韓国の大学には、どういう人間を輩出したいのかというアウトプットイメージがある。
・リーダーシップの養成とエリートの養成は違う。
必要なのは、リーダーシップの養成。リーダーシップとはフォロワーがいて成り立つもの。
以上、内容は、さすが大前さんという感じでお勧めです。
しかし、何故、宅配DVDなのか、このビジネスモデルの意図するところがわかりません。
コンテンツは、Bisuness Break through757ch週次で放送されるもので、ニュース解説はフロー情報であり、DVDにして大事にストックしておくものではない。
サイバー社会で生きることの重要性を説いている大前さんが何故、DVDなのでしょう?
ネットになじみがない新規顧客開拓なのでしょうか?
今年春には、大学もオープンするようです。そのため?
既に、ネットでも大前研一のビジネスブレークスルーとして、同じコンテンツが提供されています。
大前さんは以前PodCastをやられてました。有料podcastでの提供という選択肢もあるかと思うのですが。
大前節Podcastを聞きたい方はこちらから。無料です。
内容的には濃いのでお勧めですが、私ならネット視聴を選びます。
関連エントリ
大前研一「パスファインダー」道なき道を切り拓く先駆者たれ!!
By TwitterIcon.com